冠沓附けは5.7.5.ではなく7.7でつくります。最初の7文字の頭の一部と後の7文字の尻の一部でひとつの決められた単語を入れこむ言葉遊びです。ルールとしては最後は名詞で終わり、その名詞も3音は悪いのでなるべく避けてください。2音か4音で終わるのが最良です。 

課題はたとえば


**「植物」名の入れこみと決まった
なら

  (ひの)               (くちさき)
 例1  火のない場所も 燃やす口先(ひのき)
 
 (ひ)        (よまわり)

例2  日々の安全 願い夜回り

(ひまわり)
 
 (こち) (きょうらん)
例3  東風吹く頃に 増える狂乱

(こちょうらん)
 

  (くる)      (やみ)
例4  くるわの中の 客知らぬ闇(くるみ)

  

 (たちば)     (しな)
 例5  立場変われば 来なくなる品

(たちばな)

 

**「相撲の決まり手」入れこみの課題なら

 
  (はた)   (ききこみ)
 例1 ハタ迷惑な  デカの聞き込み

(はたきこみ)
 
 (すくいなき)  (はげ)
例2 救いなき説   遺伝するハゲ

(すくいなげ) 

  (おって)    (つけ)
例3 追ってくるママ   払いますツケ

(おっつけ)

 (かいない)    (おひねり)
例4 甲斐ないけれど   
投げるおひねり

(かいなひねり) 

 

**「スポーツ競技」入れこみなら

 
  (てに)     (ぱす)
 例1 手に汗にぎる 決勝のパス

 (テニス)

  (ばんだい)(さんすけ)
 例2 番台降りて したい三助

(バスケ)

  (よった)     (ひと)
 例3 酔った時だけ ウンという人

(ヨット)